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ご報告

サバル森林保護地区

上田東ロータリークラブ

植林 (1ha / 400本)

(2012年2月13日〜2月18日)

雨季も、緩やかに終わって、乾季への移行の時期になりましたが、雨も時折降るものの、雨季程の本格的な大雨でもなくなりました。

今回で、第2回目となる、上田東ロータリークラブの植林を2月18日に控えての作業となりました。この第2回は、ロータリー財団地区補助金による援助を申請頂きまして、この植林の運びとなりました。上田東ロータリークラブは、歯科医の村居先生をリーダーに、ロータリークラブのメンバーの方々と合計6名の参加となりました。当日は、サラワク州森林局の植林部の副部長のMr. Johin Ngayop氏、植林部のMr. Jonathan Lat 氏を始め、現地先住民族の10名が参加しました。

今回の行程では、前回2009年度でも訪問して頂いた、St. Thomas Kindergartenにて、園児との交流や、絵本等の進呈をして頂きました。

<St. Thomas Kindergartenにて>

様々な絵本や紙芝居を幼稚園に寄付して頂きました。早速、進呈頂いた紙芝居を、幼稚園の先生が園児に披露しています。ロータリークラブのメンバーの方々も後ろで見られています。

その後、メンバーの方々は、各クラスに分かれて、折り紙の指導です。しかし、今では、こちらでも、ORIGAMI(オリガミ)と呼ぶ様です。被れる兜の折り紙が、人気でした。写真は、リーダーの村居先生の指導風景。

<現地先住民族による植林準備と植林作業>

13日より始まった植林。先ずは、整地です。今回は、整地とライン作りを一気に行いました。先ずは、ラインの横を5m間隔に目印を作っていきます。

1本づつ、5m間隔で目印の棒を立てていきます。

横の目印が完成したら、次は、奥へ向かって、5m間隔で、目印をうっていきますが、起伏があるため、測量器を使い、測量器と目測とで、微調整していきます。

縦の目印を1本づつ立てていきます。距離が短すぎると、育った時に、問題が生じます。

こちらは、一通り、1本のラインが完成しました。

こちらは、奥の方のラインです。ちょっと見えにくいかもしれませんが、写真の真ん中の細い木も目印で、奥の方へ等間隔で設置されています。

看板が到着しました。

<2012年2月18日:上田東ロータリークラブの皆様との植林>

植林日です。看板の両脇に、マレーシアの旗と日本の国旗が設置されています。

先ずは、サラワク州森林局の植林部のMr. Jonathan Lat 氏による、植林の仕方の説明。後ろに立っているのが、植林部の副部長のMr. Johin Ngayop氏です。今回のロータリークラブのメンバーの中には、前回に来られた方もいらっしゃいますので、手馴れたものです。

植林の仕方を熱心に聞かれる、ロータリークラブのメンバーの方々と、植林部の副部長のMr. Johin Nyayop氏。

さて、それぞれの名札が設置された場所へ移動後、植林開始です。1名約20本を予定しております。

丁寧に植えて頂いております。苗木の土の所を持っていただいております。時折、苗木の幹の部分を持たれる方がいらっしゃいますが、土の部分の重みで、根が切れたりしますので、要注意です。

暑い中、汗びっしょりでがんばって頂きました。

こちらは、この植林の立役者の村居先生。今回で、何度目でしょう。2011年3月には、歯科大学の学生と共に、植林をして頂きました。

こちらは、植林部副部長のMr. Johin Ngayop氏です。

手前の葉が既に、植えられた木。どんどん奥へ進みます。

現地の先住民族との共同作業です。肥料をあげています。肥料は、20cmほど離して、撒きます。

最後に、現地の先住民族と共に、看板の前で記念写真。

そして、村居先生を囲んで、現地先住民族の人々と共に、記念撮影。

こちらは、2009年10月に、上田東ロータリークラブと六文銭ロータリークラブの共同植林地の現場。向かって一番左のメンバーの方の傍に、細い木がありますが、看板より高くなっています。。1年数ヶ月で、2.5mを超えています。

サバル森林保護地区の事務所の会議室にて。

リーダーの村居先生より、熱いお言葉を頂きました。現地の人々にとっても、その一言一言が、今後の活動に良い影響をもたらす事でしょう。

サラワク州森林局の植林部の副部長のMr. Johin Ngayop氏よりのご挨拶。

村居先生より、Mr. Johin Ngayop氏へ、お土産の贈呈。

<植林の翌日には、熱帯雨林を満喫して頂く為に、バコ国立公園へ>

ボートにて、マングローブを抜けて、バコ国立公園へ。

こちらは、バコ国立公園の、波などで、浸食された砂岩質の岩と海岸線。

 

 

期間:2012年3月13日〜3月18日(6日間)

植林苗木数: 400本

植林地面積: 1 ha (合計:45.95ha ) 

樹種名:Dryobalanops beccarii

現場監督: Mr. Jonathan Lat ( サラワク州森林局植林部職員) 

先住民族:10名

Mr. Ekin Empati / Mr. Bagong Bundan / Mr. Anthony Bundan / Mr. Jimmie Randi / Mr. Adrian Minggat /

Mr. Luming Bawin / Mr. Winstin Ijau / Mr. Robert Judi / Mr. Baong Nyumbang / Mr Renggan Changu

NPO担当:酒井和枝 鍋嶋誠一朗

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