Borneo Rainforest(SARAWAK)
line decor
  HOME  ::  
line decor
   
 

ご報告

サバル森林保護地区

東京羽田ロータリークラブ

(2 ha/800 本)

(2012年2月14日〜15日、及び、2月19日〜23日)

2月の後半は、先住民族イバン族の焼畑の収穫期となる関係で、上田東ロータリークラブの植林に引き続き、2011年度の東京羽田ロータリークラブの第3回植林( 2ha )も行いました。第2回である2010年度分の予定していた2011年3月の植林は、楽しみにされていたロータリークラブの方々も、2011年3月11日の大震災の為に、植林に参加される事も出来ず、サラワク州森林局と現地の先住民族のみの植林となり、第3回の2011年度分も、大震災の影響か調整が難しく、同様に、サラワク州森林局と現地の先住民族のみの植林となりましたが、現地の先住民族を中心に、植林を遂行しておりますので、ご報告させて頂きます。

<現地先住民族による植林準備>

先ずは、植林予定地の草刈りです。これがやっぱり一番大変??

時折、この様な崖も登っていきながら、草刈りです。

藪に覆われた中を、草を払いながら進みます。

このシダ類は、本当に、すくすく育ちます。木もこれ位の早さで育てば、良いのでしょうが、そうはいきません。

木を植える、ラインを測量しながら、目印を付けていきます。

5m間隔で進んでいきます。

3人で、順々に進んでいきます。

<現地先住民族による植林作業>

今回は、運びながら、どんどん植えていきますので、背負子を担いでいます。

2人1組になり、穴掘りと、植林を同時に行っていきます。

苗木も大事に扱い、植えていきます。

左手の人が木を植え、右手の人が、穴掘りです。非常に効率よく進みます。

苗木も真っ直ぐにしておかないと、育成に影響します。

ちょっと一息を付いた時に、記念撮影ですが、その後も、どんどん植えていきます。

土を丁寧にかぶせて、隙間が出来ないように、土を押さえつけています。

一つの背負子に入るのは5本程度ですので、5本植え終わると、ラインの一番最初の所に戻り、背負子に5本入れ、先に進んでいきます。この繰り返しです。

頑張って植えています。

こちらも同様に、休む間もなく、植え続けています。

最後の一踏ん張りです。頑張って、800本を一気に植えてしまいましたので、予定より早く終わりましたので、2010年度と2009年度の植林地の草刈りなどの維持活動を行いました。

<現地先住民族による植林地維持活動(2009年度/2010年度)>

2010年度の植林地の看板です。2011年3月に植林を行いました。

昨年他の植林の際に、維持活動を行ったのですが、草は、育つのを止めません。

日当たりの良い所は、数ヶ月でこの通りに、草で覆い繁っています。

手前の木は、細いですが、1年で結構育っています。

こちらも、手前右手に、植えた木が見えます。その奥で、草刈りをやってます。

こちらは、2009年度の看板の前です。2009年9月に植林を行いました。2年と半年が経ちました。この時は、東京羽田ロータリークラブの皆様と、先住民族の人々と一緒に植林活動を行いました。

こんなに大きくなりました。手前右手の白い木肌の幹の木です。

こちらは、まだ、少し小さいですが、大分育っています。

こちらも細いですが、真ん中の幹です。

作業する先住民族の身長の2倍位に育っている木もあります。

こちらも良く育っています。しかし、草刈りが大変です。昨年11月頃に、維持活動として、草刈りなどを行ったのですが、約3ヶ月で草が一気に育ちます。特に、雨季明けですので、雨季の最中に、ぐんぐん育つのでしょう。

2011年度の看板の前で、作業をした先住民族の人々と記念撮影。

東京羽田ロータリークラブの援助による植林は、4年間計画で、今年で、第3回が終了して、残す所、2012年度の1回となりました。クラブのメンバーの方によると、2012年度は、6月頃に、メンバーの方が、こちらを訪問されて、現地の先住民族と共に、植林を計画されているとの事でしたので、現地の先住民族の人々も楽しみにしております。

3月にて、2011年度の年度が終了しますが、50ha達成迄、あと僅か。3月は、バグースサラワク会の0.5ha、エコプロダクツ2011のオランウータン販売による植林が1ha、関西澤井隊の2.5ha、合計 4haを予定しており、何とか達成できる見込みです。時間が余った場合には、維持活動もと計画をしていますので、陸稲の収穫を終える予定の3月5日頃に始めたいと思います。

東京羽田ロータリークラブ第3回植林(2011年度)

期間:2012年2月14日〜15日と2月19日〜23日(7日間)

植林苗木数: 800本

植林地面積: 2 ha (合計:47.95ha ) 

樹種名:Dryobalanops beccarii

現場監督: Mr. Jonathan Lat ( サラワク州森林局植林部職員) 

先住民族:10名

Mr. Ekin Empati / Mr. Bagong Bundan / Mr. Anthony Bundan / Mr. Jimmie Randi / Mr. Adrian Minggat /

Mr. Luming Bawin / Mr. Winstin Ijau / Mr. Robert Judi / Mr. Baong Nyumbang / Mr Renggan Changu

NPO担当:酒井和枝 鍋嶋誠一朗

<<<<<戻る

**植林活動をサポート頂ける自治体や団体を広く募集しております。どうぞお気兼ねなくお問合せ下さい。こちらへ>>

**「未来のために1本の木を」は、5000円/1口で、10本を代行で植林いたします。詳しくは、会員募集のページをご覧下さい。

**当団体では、会員や賛助会員を募集しております。詳しくは、会員募集のページをご覧下さい。

 

 

特定非営利活動法人(神奈川県指令N協第1047号)

事務所:神奈川県横浜市鶴見区馬場7丁目30番1-205号

現地事務所:Lot 2598, 2nd Floor, Wisma Sandhu, Green Road, 93150 Kuching, Sarawak, East Malaysia (Borneo)

 

 


 
 
    (C) 2007-2012 Borneo Rainforest (Sarawak)