ご報告

サバル森林保護地区

2018年3月6日〜3月25日
上田東ロータリークラブ植林第4回(2018年3月22日)

年間15ha植林 （1.5 ha）第7回　及び、維持活動

エコプロダクツ2017の植林

今年の雨季は、サラワク全土で、豪雨が多く、一部、洪水などに見舞われた場所もありましたので、当初予定しておりました2月後半の作業は、3月に持ち越され、年間15ha植林の最後の締めは、3月22日に来られる上田東ロータリークラブの植林とあわせて、行うこととなりました。

通常の暦では、中国正月明けの2週間後には、モンスーンの風向きが変わり、天候が徐々に良くなるのが例年でしたが、その時期を超えたにも拘らず、纏まった雨が降り続き、一時はどうなるかとは思いましたが、3月初旬に若干、晴れの日が続き、一気に、最終回の第7回と維持活動、上田東ロータリークラブの第4回の植林の準備などを開始しました。

今回の第7回の植林の一部は、12月上旬の「エコプロダクツ2017」の会場にて、ぬいぐるみ購入などで、ご寄付を頂きました費用の植林も含まれます。

上田東ロータリークラブは、2009年、2912年、2013年に続き、第4回目となりましたが、このように定期的に訪問され、植林をして頂く事で、現地の先住民族の人々の心に、いろんなことを植えつけているのが目に見えて分かります。

2018年3月21日　サラワク州森林局表敬訪問、及び、森林保全の説明会

今回は、将来を担う植林部のスタッフのMr. Carlloz Nelson Lalo氏が、説明会を行いました。また、根気の会長様が、サラワク州森林局より感謝状を受理されました。

サラワク州森林局の表敬訪問後、クチン日本人墓地の慰霊をして頂きました。

2018年3月22日　サバル森林保護地区にて植林

植林部の副部長であるMr. Biha Bin Razali氏が現場まで駆けつけてくれまして、一緒に植林を行いました。左側の写真は、植林部のMr. Jonathan Lat氏による植林の仕方の説明です。

今回は、史上最年少の4歳のお子様も植林に参加してくれました。

植林後は、サバル森林保護地区の事務所にて、上田東ロータリークラブの村居様より、ご挨拶を頂きました。また、森林局からは、Mr. Biha Bin Razali氏が、ご挨拶頂きまして、日マ両国の保全の意識が一つになった瞬間でもありました。

これで、2017年度の全ての活動は、無事に終了いたしました。

これも一重に、皆様の多大なるご援助の賜物です。2018年度も引き続き頑張っていきたいと思います。

2017年度　上田東ロータリークラブ第4回植林、植林年間15ha植林第7回、及び、維持活動

期間：2018年3月6日〜3月25日（20日間）

NPO年間15ha植林　(1.5ha)

植林苗木数：　600本

植林地面積：　1.5　ha　（合計：15.0 ha ）　

樹種名： Shorea parvifolia,  Koompassia excelsa,   Palaquium maingayi  及び Shorea balanocarpoides

現場監督： Mr. Jonathan Lat ( サラワク州森林局植林部職員）　

先住民族：10名

Mr. Ekin Empati / Mr. Bagong Bundan / Mr. Anthony Bundan / Mr. Adrian Minggat / Mr. Ragai Maju /

Mr. Nyandang Wensday / Mr. Renggan Changgu / Mr. Subong Buyong  / Mr. Lanyau Ganyon / Mr. Judas Julias

NPO担当：酒井和枝　Then Yin Siong

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