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第5回 ご報告

2019年度 経団連自然保護基金 プロジェクト

コーヒー生産者組合構築

サバル地域へのコーヒー苗木運搬第1弾(2019年9月11日)  

 

約1000ポットほどの苗木が本葉を出しましたので、サバル地域への運搬を行いました。当日の朝は、まずは、各苗木の本葉の状態や、病害虫の有無を確認し、問題ないものを整列させました。本葉の病害虫は、一気に広まりますので、注意が必要です。

 

      

このBAUよりサバルまでは、約3時間ほどの移動となります。

 

 

サバル地域に到着しましたら、まずは、Ekinさんの自宅敷地内のスペースに仮設の苗木場とし、日々、状況を確認できる状態にします。次に残りの苗木を運搬する時に、苗木センターを設営する予定です。

 

 

条件的には、良い場所を選びました。日照が多すぎると、苗木が弱りますが、日当たりが無いと育成に影響があるので、朝日が当る場所が良いとの事で、東側で、西側は木に覆われている場所に設置しました。

 

 

つやつやの本葉です。後数ヶ月で植林可能となるようです。

本葉の黒い分が病気とのことで、下記の写真のように、僅かでも出たら、他のポットより話して置くようにとの事でした。後は、虫が寄り付いていないか、日々確認をしなければなりません。

 

苗木育成の注意事項

1.周辺の樹木の落ち葉などが紛れ込んで、苗ポットに入らないようにする。また、見つけたら、必ず外す。落ち葉に病気があった場合は、苗木に感染しやすいため。

2.葉が黒くなった場合には、他に感染する可能性があるので、黒い部分が小さい場合は、他の苗木から遠ざける。その黒い分が葉全体になる前に、葉を切る。

3.肥料は、1-2ヶ月に1回位、状況を見て、あげる。

4.本葉が8枚くらいになると、植え付けが可能のため、その他の成長が遅いものを分離しておく。

5.強い日射はだめだが、多少の日射が必要で、ネットは、70%遮断性のネットを利用。場所は、丁度、朝日だけ強く当る場所で、最適な場所と思われる。

6.水は、雨が降った日は、自然に任せ、必要ないが、雨が無い日が、続く場合には、朝と夕方に水をやる。

7. カタツムリ系が比較的葉を好むので、カタツムリなどの昆虫がいないか、日々確認をして、いた場合には排除する。農薬は、基本使わないが、あまりにもカタツムリなどの昆虫が集まりだしたら、周辺に農薬をまくことで、苗木育成の場所に虫が入れないようにする。

**********

Ekin氏宅でお茶を飲みながら、上記の注意事項や今後の展望を打合せしました。

 

その後、Chang Jong Yiaw氏とEkin氏と共に、コーヒー農園にする予定地の確認に行きました。Ekin氏所有の土地で、2年前に陸稲のための焼畑をしている場所で、今では、草に覆い茂られていました。

 

 

途中、Ekin氏所有のコショウ畑を通りました。コショウは、値段が世界相場に影響され、黒コショウ-RM 7/1kg・白コショウ-RM14/kg <2019年9月現在>と現在は比較的良いものの、先行きが不透明な上に、手間が掛かり、収穫が限られるので、最近では、あまりやっていないとの事でした。こういう未使用の土地が広いエリアであり、別の村人の同様な土地が周辺に纏まってあると、企業による大規模農園に開発される可能性が高くなり、その一体の周辺の森林も開発される事となり、写真の奥に見えるような森もなくなってしまうことに繋がります。

周辺の森などの情報を共有しておりました。

 

Chang Jong Yiaw氏が見て、土壌の質などを調べた所、コーヒーを植える場所として、非常に最適だと思われるとのことでした。

今回対象対照としていないアラビカ産は、比較的森林の日陰となる場所にて植えて、花粉は風媒である一方、リベリカ産は、植え付け後、ある程度の日照が必要なため、比較的開けた場所にて、植える方が良く、日陰が多い場所で植えると、木が高く過ぎる傾向となり、収穫も大変で、また、近隣にいるジャコネコなどの樹上性の動物に食べられたりする可能性が高くなるとのことでした。

逆に、一つのアイディアとして、コーヒー農園の周辺を囲むように(実際、そのあたりは、まだ森林なので)、比較的、木が高くなるようにして、ジャコウネコなどを誘導して、その動物観察が出来るようなエコ・ツーリズムに繋がる事も可能では無いかとの話も出ました。

リベリカ産は、花粉の媒介者が、オオミツバチ(時期や森林の状態による)や、森林内に常時多いハリナシバチなどの蜂となるため、コーヒーの花が咲き出したら、オオミツバチやハリナシバチの養蜂も可能となるので、将来の展望なども検討した場合、その森の奥がインドネシアとの国境に繋がる深い森であるため、将来的な可能性を秘めた場所だと思われる場所だとChang Jong Yiaw氏と言っていました。

***

BAUでは、まだ、生育が遅い苗や、本葉が小さいものや、まだ本葉をつけていない苗を継続的に育成作業を続けており、10月末位までには、残りの約1500ポット以上を、全て、サバルに運搬し、苗木センターを設置する予定です。 

 

2019年 経団連自然環保護基金 コーヒー生産者組合構築プロジェクト 実生育成作業

期間:2019年9月11日

場所:Taitong 村(BAU) から サバル地区へ運搬

本葉苗木:約1000個 (サバル地区)

樹種名:: リベリカ種 ( Liberica )

責任者: Mr. Chang Jong Yiaw

NPO担当:鍋嶋 誠一朗 / Alex Then Yin Siong  

< BAU>

期間:2019年8月〜9月

場所:Taitong 村(BAU)

萌芽苗木:約250個  子葉苗木:約650個 本葉苗木(未送分):約950個 未発芽苗木:約150個

樹種名:: リベリカ種 ( Liberica )

責任者: Mr. Chang Jong Yiaw

実生育成担当:Mr. Phang Nyat Kiaw 一家(5名) 

NPO担当:酒井和枝 / 鍋嶋 誠一朗 / Alex Then Yin Siong  

 

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