ご報告
N.GKS(エヌ・ジクス) 既植林地再訪
サバル森林保護地区(2019年10月18日)
2005年から2017年までの期間で9回の植林(計約20ha-延べ8000本)をして頂いているN.GKS(エヌ・ジクス)のメンバーの方が、サバル森林保護地区を再訪頂きました。中には、3回以上も植林されている方もいらっしゃいます。滞在時間に限りがありましたので、2012年、2015年、2017年の植林地を見て頂きました。
<2012年の植林地> 当時の活動報告書はこちら
2012年度は、リュウノウジュ(Dryobalanops
Beccarii)を植えて頂きました。この年は、N.GKS(エヌ・ジクス)の創設者の澤井代表のボルネオ植林の最後の年になり、感慨深い思い出です。この木の特性上、幹は細いものの、5m弱ほどの高さに成長した木もありました。
360度写真(2012年度植林地)
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<2015年の植林地> 当時の活動報告はこちら
2015年度は、サラノキ(Shorea
Macrophylla)を植えて頂きました。4年で、3m近くの高さとなり、同種の特徴的な大きな葉を茂らせていました。
360度写真(2015年度植林地)
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成長したサラノキは、ここ(オレンジ色の丸内)
<2017年度> 当時の活動報告はこちら
2017年度は、サラノキ(Shorea Macrophylla)とリュウノウジュ(Dryobalanops
Beccarii)を植えて頂きました。この年は、N.GKS(エヌ・ジクス)最後のボルネオ植林ということで、これも感慨深い植林でした。さらに、念願のサラワク州の世界遺産のグヌン・ムル国立公園に行くこともかないました。
しかし、2017年の後半より始まった、サラワク州を縦断する幹線道路の拡張工事の関係で、植林地の3分の2ほどが崩されており、残念な結果となりました。約3分の1は残っておりましたので、この部分だけは、死守したいと思います。日当たりがよいので、リュウノウジュは、2年目の割に成長速度がよい印象を受けました。逆に、被陰樹であるサラノキは、姿を見つける事が出来ず、残念でした。
幹線道路の拡張のため、削られた植林地の一部。
360度写真(2017年度植林地)
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おまけ:
実は、2014年1月に公開された日本映画「トリック-The Last
Stage」が、ここサラワク州クチンにて撮影が行われ、当団体のメンバーは、そのお手伝いをさせて頂き、下記のような洞窟や、撮影で使われた壁画などの秘密の場所を知っており、今回、N.GKS(エヌ・ジクス)のメンバーの方は、植林地再訪と共に、日本のフラッシュライト界では著名なM氏をリーダーに、「Tema
フラッシュ光」ということで、この秘密の洞窟もご案内しました。
さらに、クバ国立公園では、ナイト・ウォークで、珍しい昆虫や小動物などを探してトレッキングもしました。
クバ国立公園内にいる、世界で2番目に小さいカエルのボルネオヒメアマガエルと、ウツボカズラ内にいるそのオタマジャクシの写真(M氏撮影)
Panchor温泉で現地の方と交流したり、果物の王様のドリアンを堪能されました。(H氏撮影)
マタン野生動物センターで、保護されている希少動物を見学されました。
バコ国立公園では、ボルネオ島のみに生息するテングザルを間近に観察し、きれいな夕陽が目を見張るものでした。
360度写真(クチン近郊のサントボン川でのサンセット・サファリ・クルーズ)
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★ボルネオ島のサラワク州(マレーシア)へのツアーは、現地旅行会社のInsar
Tours & Travelまで(日本語)。
2019年 N.GKS(エヌ・ジクス) 既植林地再訪
期間:2019年10月18日
場所:サバル森林保護地区
実生育成担当:Mr Renggan Changu / Mr. Ekin Empati
NPO担当:鍋嶋 / Alex Then
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