ご報告

2023年度 経団連自然保護基金 プロジェクト

UNIMAS大学と共同での動植物の生態調査をもとに

「コミュニティ・フォレストのエコ・ツーリズム開発」

Develop Eco-Tourism at Sabal area and its surrounding

through ecological survey of flora & fauna with UNIMAS and the native.

 

サバル近辺の森林の植物調査第4/ハイキング道の設定 (2024年227日~20243月3日)

ハイキング道の整備 (2024年3月10日~2024月3月15日)

 

植物調査の第4は、主に、ハイキング道の設定と整備を行いました。

また、2022年度のプロジェクトで利用したカメラトラップも、幾つかは、そのまま設置していた状態でしたが、今回、全て、撤収を致しました。希少な動物の映像は、捉えておりませんが、大きな鹿やイノシシが映像に残っており、2022年頃から確認されていたアフリカ豚熱のボルネオ島の蔓延で、ボルネオ島北部のサバ州やサラワク州北部でも、イノシシがいないという事が各地で言われていましたが、このサバル近辺では、2022年度(2022年4月~2023年3月)のカメラトラップにも、相当数のイノシシの群れが確認できていましたので、その影響は免れていたようですね。

 

天候も、雨期真っただ中に比べると、若干、晴れの日も増えてきました。一般的には、中国正月(今年は、2月10日)の2週間後が、雨期をもたらす北東モンスーンから、乾季の南西モンスーンに、風向きを変えだしますが、数年前から、このパターンも少し崩れ、中国正月の1ヶ月後の新月に当たる前後まで、雨期のような天候が続き、また、その丁度その前後に、各地で洪水のニュースが流れましたが、昨年も、クチンの大洪水は、中国正月から1か月後に起こりました。ただ、干潮へ向かい出すと、ほとんどの場所は、水が引いていきますが、その半日ほどは、洪水のエリアは、大混乱となりました。

 

さて、今年度のプロジェクトも纏めの時期に入ってきましたが、今年度は、ツーリズムのデスティネーションにするためのハイキング道の設定/整備をして、近隣の小学生を招待し、UNIMAS大学の学術チームを指導役として、自然環境教育をするのが、最終予定です。

 

基本、そのハイキング道は、新しく切り開くという訳ではなく、その森林内に元々ある、獣道や、狩りで通る道や、畑仕事に行き来するための道など、と言っても、道ではなく、道なき道ですが、村人が自然と足を運んで進んでいく道を、ハイキング道のルートの元にしていきます。

 

 UNIMAS大学の学術チームからは、ハイキング道の計画で、2つの案が提示されました。

 

1つは、ループ状にする案で、入った地点から、森の中を周回して、最初の場所に戻るように設定する案。

  

もう一案は、目標地点を滝に設定して、そこに向かい、同じ道を戻ってくるという案で、滝を目標地点に設定して、そのルートをいくつか歩き、一番魅力のある道を選びました。

  

 

周回ループにして、途中で滝の場所を休憩地点として通り過ぎる案を検討し、いくつかのルートを歩いてみましたが、かなり距離が遠くなることと、起伏が激しい場所を通らざるをえないので、トレッキング慣れした人でないと難しい場所もあり、まずは、年配から子供まで、幅広い層が気軽に自然と触れ合える森という位置づけで、認知度を高める必要があります。

その認知度がある程度されるようになってから、ニッチな層に訴える、少し難易度の高い周回ルートのハイキング道、ブリ山の登山等のルートを、段階的に開発していくと良いかと思われます。

 

最終的には、川を目標地点として、同じ道を戻ってくるという、1本道のハイキング道の設定を確定しました。

 

  

 

滝へのルートは、さらに奥へ進まないといけないので、村人と相談をしましたら、小学生には、少し大変かと思われましたので、まずは、川まで片道徒歩30分の川の所までのハイキング道を決めました。

 

3月末の近隣小学生のための自然環境教育を行いますので、2024年3月10日~15日の期間に、ハイキング道の設定の際に同行してくれた村人を中心に、ハイキング道周りの、下草刈り等の整備をしてもらいました。

 

   

 

川側から眺めた折り返し地点で、座れる様な感じにしてくれました。2024年度には、ここか、滝の傍に、観察小屋を建築予定です。

 

 

2023年 経団連自然環保護基金 「コミュニティ・フォレストのエコ・ツーリズム開発」 植物調査第4 / ハイキング道の設定と整備

期間:2024年227日~33ハイキング道の設定)   

   2024年3月10日~3月15日(ハイキング道の整備)

場所: NYALITAK村周辺の森林

責任者: Dr. Qammil Muzzammil

UNIMAS大学:

1. Mr. Mohamad Nafis  2 . Mr. Awang Ahmad Zahid  3. Ms. Khairunnisha  4. Ms. Nur Nabilah Huda 5. Ms. Umie Naylisa 

6. Ms. Nur Khaleeda  7. Ms. Nurazimah  8. MrMohammad Aizuddin Fahmi  9. Ms. Nur Sabrina

サバル地区:

Mr. Ragai  / Mr. Lanyau  / Mr. Bill / Mr. Robin / Mr. Aziz / Mr. Spencir   (Nyalitak村)他

NPO担当:鍋嶋 / Alex Then

 

 

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