ご報告
2024年度 経団連自然保護基金 プロジェクト
UNIMAS大学と共同での動植物の生態調査をもとに
「コミュニティ・フォレストのエコ・ツーリズム開発」
Develop Eco-Tourism at Sabal area and its surrounding
through ecological survey of flora & fauna with UNIMAS and the native.
UNIMAS大学構内での同プロジェクトの報告展示会
(2025年1月28日~1月31日)
今年度のプロジェクトの予定項目としてこの展示会は、このプロジェクトの広報、Sabal村とNyelitak村のエコツーリズムの広報、並びに、Hiking Expedition (Trail Run改め) の公募公布を主眼にする予定でしたが、Hiking Expeditionが、公募の必要が無い状態で主催する事が出来ましたので、総括的な意味合いを強めるために、同イベントや、Nyelitak村のBuri山のハイキング道がある程度完成した段階のこの時期に、報告展示会をする事に、方向修正して、この時期に開催いたしました。
UNIMAS大学の構内の課題スペースをお借りして、今回のプロジェクトに協力してくれた学術チームの皆様が対応してくれました。
当団体の参加した、日本の環境展示会「エコプロ2024」の際に利用したポスターも、貼りだしてくれました。
昆虫や爬虫類の標本、植物の葉の乾燥標本(一部、新種として登録されたショウガ科の仲間の標本もあります)、この地域で見られる動植物の一覧などの資料も、学術チームが用意してくれました。
非常にたくさんの学生や講師等が、ブースを訪れてくれました。植物や動物の種類のポスターは、皆さん、興味深く見られてました。
Wong Jaban Hiking Expedition2024のイベントのポスターは、参加した人は感慨深く、参加してない人は、知らなかったことを残念がってました。
標本は、写真やイラストと違い、興味がある人をひきつけます。
学術チームのリーダーのGlathさんが、3年間の最初から参加して頂いて、今回は、リーダーとして、指揮を取ってくれています。
動植物の写真の資料は、非常にわかりやすいですし、これだけの希少な珍しい植物が、この森にあったのだと、改めて知らされます。
サラワクは、全体的に、それぞれに特徴のある国立公園が全土にあり、自然や動植物と容易に触れ合うことが出来るのは、長年の努力の結果だと思いますが、今回のこのプロジェクトは、この学術チームにとっても、まずは、ゼロから始める時の良い経験となったと思います。
沢山の人々が訪問してくれまして、ありがたい限りです。今後の動機付けには、非常に良い報告展示会になったと思いますし、こんな所に、これだけの素材があり、ハイキング道の設置なども、参考になったとのご意見も頂いています。
UNIMAS大学の学術チームの皆様が、今回のこの報告展示会の反響が良かったので、学術チームのDr. Qammil講師の講演などを入れて、現地のSK Nyelitak小学校か、または、近隣の小中学校の生徒をUNIMAS大学に招待して、4月に改めて、この報告展示会を行いたいという案を頂いています。
3月中旬には、SK Nyelitak小学校の児童との、展望小屋へのハイキング道での環境教育プログラムを行います。
2024年 経団連自然環保護基金 「コミュニティ・フォレストのエコ・ツーリズム開発」 UNIMAS大学構内にての報告展示会の開催
期間:2025年1月28日~1月31日
場所:UNIMAS大学構内 課題スペースにて。
責任者: Dr. Qammil Muzzammil
UNIMAS大学:
1.Ms. Glathycthcia 2. Mr. Achong 3. Ms. Esther 他 エコツーリズム専攻の大学生8名(計11名)NPO担当:鍋嶋
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