マレーシア国サラワク州は東南アジアの中でも本格的な森林開発が遅かったことが幸いし、世界的な環境問題の高まりの中で州政府森林局による計画伐採が比較的遵守されている地域ですが、それでも伐採跡地や違法な開発による荒れた森林が残されています。
当法人は、サラワク州森林局並びに先住民族の理解と協力を得ながら、1996年から任意団体として熱帯雨林再生のための植林活動を進めてきました。 近年は日本の企業、学校、市民グループ等々のサラワク州への植林ツアーも定着し2022年までに延べ770ヘクタール、35万本の植林実績を上げてきました。
この植林事業を安定させ森林の保全・育成を図るには先住民族の人達の理解と協力が不可欠ですが、その為には従来の焼畑農業依存から、植林事業への参加による現金収入や植林樹木からの換金作物(樹脂、果実等々)による収入など彼等の生活基盤を転換していく必要があります。
NPO法人を設立するに当たり、その社会的な信用を背景により多くの幅広い協賛を得、国際間協力の中で自然と人との環境保全に有効なこの熱帯雨林再生のための植林事業を更に発展拡大させて行きたいと考えています。 「未来の為に1本の木を」
定 款
沿 革
2022年
● UNIMAS大学との共同の「コミュニティ・フォレストのエコーツーリズム開発」(経団連自然保護基金/1年目)
2021年
●村落部でのコーヒー生産者組合の構築推進(経団連自然保護基金/3年目)
2020年
●村落部でのコーヒー生産者組合の構築推進(経団連自然保護基金/2年目)
2019年
●村落部でのコーヒー生産者組合の構築推進(経団連自然保護基金/1年目)
2018年
●ドローンの有効利用と小学校/村落部での環境教育推進(経団連自然保護基金/3年目)
●サバル森林保護地区にて年間20ha植林達成/コミュニティフォレスト推進 他
2017年
●ドローンの有効利用と小学校/村落部での環境教育推進(経団連自然保護基金/2年目)
●サバル森林保護地区にて年間20ha植林達成/コミュニティフォレスト推進 他
2016年
●ドローンの有効利用と小学校/村落部での環境教育推進(経団連自然保護基金/1年目)
●サバル森林保護地区にて年間20ha植林達成/コミュニティフォレスト推進 他
2015年
●サバル森林保護地区近隣の村落部でコミュニティフォレスト推進(経団連自然保護基金/3年目)
●サバル森林保護地区にて年間20ha植林達成 他
2014年
●サバル森林保護地区近隣の村落部でコミュニティフォレスト推進(経団連自然保護基金/2年目)
●サバル森林保護地区にて年間20ha植林達成 他
2013年
●サバル森林保護地区近隣の村落部でコミュニティフォレスト推進(経団連自然保護基金/1年目)
●サバル森林保護地区にて年間20ha植林達成 他
2012年
●サバル森林保護地区にて年間50haの植林(経団連自然保護基金/3年目)
●サバル森林保護地区にて年間50ha植林達成 他
2011年
●サバル森林保護地区にて年間50haの植林(経団連自然保護基金/2年目)
●サバル森林保護地区にて年間50ha植林達成 他
2010年
●サバル森林保護地区にて年間50haの植林(経団連自然保護基金/1年目)
●サバル森林保護地区にて年間50ha植林達成 他
2009年
●サバル森林保護地区にて年間9.5ha植林達成 他
2008年
●特定非営利活動法人認証取得(神奈川県指令N協第1047号)
●サバル森林保護地区にて年間7ha植林達成 他
2007年
●任意団体「ボルネオ熱帯雨林再生プロジェクト」を設立。
1996年~2007年
●マレーシア・サラワク州森林局主導の「熱帯雨林再生事業」に参加。
●サンパディ森林保護地区、サバル森林保護地区、クバ国立公園などにて植林活動。