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第7回 ご報告

2019年度 経団連自然保護基金 プロジェクト

コーヒー生産者組合構築

サバル村での有機肥料栽培指導 その2

 ミニ・コンポスト・センターにて、生ごみコンポスト作成指導

コーヒー生産者組合構築の一環として有機肥料栽培の推進も今回のプロジェクトの一つです。サバル村で、ミニ・コンポスト・センターの設備を設営し、村での日々の生活で出る生ごみなどの有効利用を促す目的もあります。いろんな素材を捨ててしまっており、一部、家畜の餌などとなっているものの、無駄になっている部分もあり、自活のための一手段としての取っ掛かりから、こちらでも都市部も地方も有機栽培の意識が広まってきていますので、有機肥料の販売まで出来るように浸透出来ればと計画しております。

11月20日 サバル村 ミニ・コンポスト・センターにて、生ごみコンポスト作成指導

ニ・コンポスト・センターで、11月13日に作った発酵床を元に、サバル村の5家族の代表者に集まってもらい、生ごみコンポストの作成指導をしてきました。

11月13日に作成した発酵床です。白っぽく粉が吹いて、菌が広がってくれてます。

作業がしやすいように、一旦、保管容器に移します。

 

なんとなく、ふわふわしている感じでした。

 

なぜか、心なし、乾燥している陸稲の量が2倍あるのは、気のせいでしょうか。

 

生ごみコンポスト用の容器を配布し、コンポスト肥料の作成の仕方や、日々の手入れ、1日1回空気を取り込んだり、水分調整、防虫対策、生ごみの種類の可不可などを指導しました。コンポストの素材となる生ごみは、細かく刻んだり、出来るだけ水気を少なくしたりする必要があります。肉の骨や分解しにくいもの、腐った生ごみ、当然ながら、ビニール、割り箸なども入れてはいけないことを念の為に伝えました。 

生ごみコンポスト用の容器を作成しました。

 

各家庭でやらないといけないので、本当は、1名1個づつ作って欲しかったのですが、イバン族の特性か、何も言わずとも、役割分担してしまいました。イバン族の習性なのでしょうかね(笑)。効率よくできましたが、生ごみコンポストは時間が掛かるので、効率より習慣化が必要で、日々の作業の継続で、地道な作業です。

 

発酵床の素材を容器に入れていきました。ちょうど5家族分で良い量でした。

 

生ごみコンポストの使い方を説明しました。

  

日々の作業の説明では、生ごみが出た場合は、その素材を適当な水分と大きさにして、これに混ぜるだけ、生ごみが出ない場合でも、1日1回は、開けて、中をかき混ぜる。良い旦那さんの日々の作業です。

最後に防虫のために、布をかぶせて、満杯になるまで、これで利用できます。

  

卵の殻などは、カルシウムを補給するので、コンポストにとっては良いものの、卵の殻をはじめ、カニなどの殻、魚の骨、生の米、玉ねぎやニンニクの皮は、分解に時間が掛かるので、続けて入れてはいけません。ご飯は、塊になりやすいので、ほぐして入れます。

実際は、容器は、このようなプラスチックのしっかりしたものである必要はなく、先住民族が元来利用している竹や籐などで編んだ籠や、素焼きの陶器でも代替できるので、この5家族のコンポスト容器のコンポスト肥料が、さらに別の家族の発酵床として分配できるようなシステムが構築される事を目論んでいます。

全員集合で、ミニ・コンポスト・センターの前で、生ごみコンポスト容器と集合写真です。

その後も、いろんな質問が村人から出ておりました。

 

そろそろ終了という頃に、先ほどの心なしかいつもより多い乾燥している陸稲の謎が解けました。集合写真のそばにある麻袋(下の写真)には、既に、米殻と米ぬかが用意されており、自分たちが先陣で実験をしながら、並行して、この5家族以外の他の村人にもやってもらいたいという事で、発酵床をもっと作りたいとのことでした。万が一のために、発酵液の予備を持ってきていましたので、時間が余裕があるときに自分たちでやってもらうようにしました。また、発酵液に関しましても、地酒トゥアに使う、米麹(RAGI)や、キノコ類、村内でも手に入るし、少し遠出をすれば、ヨーグルトやドライイーストなども手に入りますので、発酵液の作り方も指導しておきました。

まずは、この5家族が、数か月後に、生ごみコンポスト容器からできた有機肥料を完成させる事で、次へとつながっていけばよいかと思います。皆様、積極的ですが、継続させるように、モニターしていきます。

調理の際に出る生ごみや、残飯は、家畜や犬猫の餌などで利用していましたが、それでも、有り余るゴミは、ゴミとして放置され、都市部とは異なりゴミの収集車などが無いため、生活環境の悪化や臭い問題などが起こっていたのを、このゴミの有効利用で、自分たちの作物のための肥料だけでなく、肥料自体も販売の可能性を秘めていると思われますので、村人も目がいきいきしてました。

2019年 経団連自然環保護基金 コーヒー生産者組合構築プロジェクト 有機肥料栽培施設建設その2

期間:2019年11月20日

場所:サバル村

従業者: 

Mr. Ekin Empati / Mr. Nyandang Wensday /  Mr. Bagon Bundan / Mr. Ragai Maju / Mr. Subong Buyong 

責任者: Mr. Chang Jong Yiaw

NPO担当:酒井和枝 / 鍋嶋 誠一朗 / Alex Then Yin Siong  

 

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