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ご報告

2019年度 経団連自然保護基金 プロジェクト

「熱帯雨林の開拓や開発削減のための、

サラワク州初のコーヒー生産者組合のモデル地域の構築」

助成金の受理確定のお知らせ

 

今年で10年目となる経団連自然保護基金の助成金が、今年より「熱帯雨林の開拓や開発削減のための、サラワク州初のコーヒー生産者組合のモデル地域の構築」を目的とするプロジェクトの助成金受理確定となりましたのでご報告致します。

まずは、2010年よりご支援頂いている経団連自然保護基金の助成金では、下記のプロジェクトをご支援頂いてきました。この場を借りまして、感謝の敬意を表したいと思います。

<2010-2012年> 植 林

植林の拡張と雇用の拡大を主な目的に、サバル森林保護地区の年間50haの植林を3年間継続出来ました(合計150ha/合計60,000本の固有樹種の植林)。

 

<2013-2015年> コミュニティ・フォレストリー

サバル森林保護地区周辺の先住民族の未使用の土地の緑化と換金可能作物の為の苗木配布(果樹や香木、ゴムなど計5,000本以上/30家族対象)、および、その樹木の効率的な育成の指導や、維持活動の為の必要な資材の提供などを行うことが出来ました。現段階では、ゴムの樹液からの生ゴムの精製品や、果樹の自家消費やその余剰を販売する事で、換金化の第一歩を踏み出しつつあります。

 

<2016-2018年> ドローンの有効利用 - Tanah Kami Project  

ドローンの有効利用の一環として、サバル森林保護地区の既植林地(1996~2009年度)の精密航空地図を作成し、植林後の生育状況やモニタリング、問題箇所や病害、違法伐採などを鮮明な分析が可能となり、効率的な植林/維持活動が可能となりました(2年間で合計200haの既植林地の精密地図作成)。また、同森林保護地区周辺の3箇所の村と小学校の周辺をドローンによる空撮を行い、その映像を各村と小学校で上映し、自分達が住む環境の現状を見てもらい、村人や小学生が自身で考える契機となる事が出来ました。

 

 

<2019-2021年(予定)> コーヒーの生産者組合のモデル地区構築 自然にやさしく、人にもやさしく

 

今年度2019年からのプロジェクトは、2019-2021年の3年間で、コーヒーの生産者組合を村に構築し、そのモデル地域となるべく、そのシステム化を計画しており、2019年度の経団連自然保護基金のご支援を頂いております。

 

サバルの森林保護地区の近隣の村では、過疎化が進み、未使用の土地が比較的あります。その土地の継続可能な有効利用として、コーヒーの生産を計画し、小規模農園で、有機栽培を導入し、大きな資本を必要とせず、年間を通して、収穫が見込まれ、健全な生産者組合を構築する事が出来れば、先住民族の生活の基盤の一つになりうるものであり、環境に対しても大きな影響を及ぼさないという利点があります。

 

ここサラワクでは、コーヒーは、年々、需要が伸びているのにも拘らず、ほとんどを輸入に頼っている事から、今後は、サラワク州の名産のコショウの次の小規模農作物としては、非常に適したものです。

 

このプロジェクトでは、コーヒーの品種は、リベリカ種をあえて選んでおります。リベリカ種は、世界的に、収穫量が少なく、品種の固定がしにくく、病気にも弱く、世界の流通量も少なく(世界の1%未満)、採算性も劣る、という欠点があるものの、低地でも栽培でき、環境への順応性も高く、サラワクのような熱帯環境でも育つ事が可能であり、豆は非常に大粒で、独特の強い香りとコクをもつもので、また、生産者組合の構成員となる各家族が個々の小規模な農園を運営維持していくため、病害虫対策の維持なども容易となるという長所もあり、世界の流通量も少ない品種でもある為、品質管理を徹底させる事が出来れば、サラワク特有のコーヒーの創造に繋がる事も可能だと考えます。

 

サラワク州の成功した農産物のコショウは、世界の生産の約13%(マレーシアのコショウの98%)と世界から見ると非常に少ない生産であるものの、品質管理を徹底しており、日本の食卓で大いに利用されてます。日本のスーパーマーケットでコショウを見かけたら、原産国や生産地をご覧下さい。マレーシア、サラワクと書いてあるのを多く見かける筈です。マレーシアのみの場合でも、ほとんどがサラワク州産です。

 

コーヒー輸出大国の他国のコーヒー豆生産の基礎の一部となっている生産者組合システムと、このサラワクの品質管理の徹底を兼ね合わせる事が出来れば、このリベリカ種が、サラワクの先住民族にとっての新たな産業になりうるものだと信じています。軌道に乗れば、アブラヤシ農園のような資本と広大な敷地が必要な大規模な農園開発が最小限で済ます事も可能となり、熱帯雨林の森林がこれ以上の不必要な開拓が行われなくても済む事につながります。

 

先ずは、村の数家族をモデルとして、システムを構築させ、コーヒーの生豆から苗木を作る方法なども指導し、収穫したコーヒー豆を乾燥させる為の機械も導入し、将来的には、外部の資本や指導も必要としないシステムとなることで、この村を中心に、コーヒー農園栽培の全てをこの村の中で完結できる事を目的にしております。

 

しかしながら、現段階では、まだまだ、課題が多く山積みですので、サポートやご支援頂ける方や団体がいらっしゃいましたら、大歓迎です。また、ご意見なども参考にさせて頂きたいと思いますので、ご興味のある方は、こちらよりご遠慮なくお申し出下さい。

   

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